こんにちは、RIOです。
今回は、脂肪吸引後のボコボコの正体について原因と解決策について徹底解説していきます!
脂肪吸引後、しばらくして皮膚がボコボコしているのに気付いた方いませんか?
最初触った時「なにこれ!?」と驚いたと同時に不安な気持ちになったと思います。
このまま治らなかったらどうしよう、と脂肪吸引したことを後悔している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、安心してください。
そのボコボコは、脂肪吸引した人なら誰もが起こる当たり前の症状なのです。
「じゃあこのボコボコは一体なに?」
そんな方のために、今回は脂肪吸引後に起こるボコボコの正体について徹底的に解説していきます。
脂肪吸引後のボコボコの正体は?
脂肪吸引後に現れた凹凸。
ボコボコになった皮膚を見て、脂肪吸引なんてやるんじゃなかった…と落胆している方もいるのではないでしょうか。
というか、そもそもこのボコボコはなんなの?
という方のためにボコボコの正体を紹介します。
ボコボコの正体は「拘縮」
脂肪吸引した箇所に触れると、ボコボコの感触やこわばりを感じると思います。
このような状態を「拘縮」といいます。
つまり脂肪吸引後のボコボコの正体は拘縮と呼ばれる症状なのです。
なぜ拘縮ができるのか
脂肪吸引をすると、脂肪を吸引した箇所に一時的に空洞ができ、それを修復する目的でコラーゲンが増殖します。
コラーゲンの増殖によって、拘縮は起こります。
ボコボコの皮膚を見て、不安な気持ちでいっぱいになると思いますが、脂肪吸引をした後に必ず起こる症状ですし、むしろ拘縮ができるということは正常な証拠です。
脂肪吸引後のボコボコの改善方法
いくら脂肪吸引後のボコボコが正常な証拠だとしても、やはり皮膚がボコボコのままは嫌ですよね。
綺麗な皮膚に戻りたいと思うのは当然のことです。
では、拘縮を治すにはどうすればいいのでしょうか?
マッサージ
拘縮を治すためにはマッサージをすることが大切です。
しかし、術後すぐに行ってはいけません。
痛みがまだ残った状態でマッサージを行うのはあまりよくありません。
せっかく綺麗になりたくてやるからには、正しい手順で始めましょう。
術後のマッサージは脂肪吸引をしてから3週間後に行うのが適切です。
この時、まだ肌は非常に敏感な状態です。
ボコボコや硬くなっている部分を少し痛気持ちいいくらいの力加減で、指圧していくといいでしょう。
1日5分のマッサージを2~3回行うのが理想です。
圧迫
脂肪吸引後は施術部位を問わず圧迫が非常に大切になります。
脂肪吸引の圧迫とは特殊なサポーターで患部を固定することです。
主に術後の出血を最小限に留めるために使用します。
脂肪吸引を行った部分には徐々に線維化という現象が現れ、この時にきちんと圧迫を行っていないと、むくみが長引いたり、拘縮ができやすくなってしまいます。
圧迫はとても窮屈で動きづらいため、不快になってしまうと思いますが、術後の仕上がりを綺麗に美しくするために頑張りましょう。
部位ごとのマッサージ方法
人によって脂肪吸引をする部位は違います。
部位が違えばマッサージ方法も変わってくるのでしょうか?
それぞれの部位に適したマッサージ方法の紹介です。
顔
顔は脂肪吸引の中でも最もダウンタイムが軽いと言われている部位です。
そのため拘縮の症状も軽く、たった数回のケアで改善したという人もいます。
顔は手のひらを使ってマッサージを行ってもいいですが、コロコロローラーや美顔器などでリンパを流すようにマッサージするといいでしょう。
二の腕
二の腕の場合は肘から身体の中心向かって、滞っているむくみを流すようにマッサージするといいでしょう。
お腹
お腹は広範囲のため拘縮の症状が顕著に表れる部位です。
保湿クリームをたっぷり塗って、硬くなっている部分を流すようにマッサージしましょう。
脚
脚は拘縮とむくみの症状が一番強く出る部位です。
お腹と同様、皮膚を摩擦で傷つけないようにクリームをたっぷりと手に取り、リンパを流すように足首から太ももの付け根までマッサージしましょう。
その他気を付けるべきこと
脂肪吸引後に気を付けてほしいことは、とにかく身体を冷やさないことです。
身体が冷えると血行が悪くなり、治りが悪くなってしまいます。
身体が冷えるというのは万病の元と言われていますが、脂肪吸引の場合も同じで、血流が悪くなると、血液の巡りが悪くなり、皮膚に栄養が届かない状態になってしまいます。
寒い場所に出かける時は厚着をすること、術後1週間が経ち入浴ができるようになったら、きちんと湯舟に浸かること。
早く回復するためには身体を冷やさないということは非常に重要なことです。
肪吸引後のボコボコが治らない場合の解決策
マッサージをしても拘縮が一向に良くならないという方もいると思います。
せっかく頑張ってマッサージをしているのに、とても悔しいし悲しい気持ちになってしまいますよね。
マッサージをしてもなかなか良くならないという人は多いです。
なので、自分ひとりだけ良くならないと落ち込む必要はありません。
けれど、マッサージを頑張っても良くならないのにどうしたらいいの?という方は、いっそのこと人の手を借りるという選択肢もあります。
人の手を借りる?それってどういうこと?
という方のために、脂肪吸引の拘縮を治すためのアフターケアを紹介します。
インディバについて
インディバという施術は元々スペイン発祥で研究開発された電磁波エネルギーによる高周波温熱器です。
2つの電極で身体を挟み、高周波エネルギーを照射して体内に熱を発生させることにより、血行やリンパの流れを良くする作用があります。
部位によって3~7度の一時的な温度上昇をもたらして代謝機能を高めます。
インディバを使用することによって、拘縮の回復をサポートすることができます。
皮膚がまだ敏感な術後すぐの使用はオススメしませんが、1か月~3か月が経過してからのアフターケアとして活用している方は非常にたくさんいます。
インディバは脂肪吸引後の腫れ、むくみ、内出血の改善にも効果的で、インディバを使用することで体温が上がり、血行が良くなり、新陳代謝が良くなります。
新陳代謝を良くすることによって、皮膚の仕上がりを綺麗にする効果も期待できます。
また、細胞の損傷を回復させることができるため、痛みの改善にもつながります。
エンダモロジーについて
フランス発祥の痩身技術で、セルライトの解消、脂肪吸引後のアフターケアを目的としたものです。
アメリカでは政府機関の許可を取得している信頼のある施術になります。
この施術の特徴は血行やリンパの流れを整えて代謝を高め、硬くなった脂肪を柔らかくし肌の凹凸を滑らかにするため、脂肪吸引後の拘縮を改善するために行うのにとても適しています。
また、老廃物を排出するデトックス効果もあるため、たるみ改善効果もあり、脂肪吸引後の肌の引き締めにもとても有効です。
ボコボコはいつまで続く?
拘縮は術後約1週間後から起こり、大体3~4か月間続きます。
上記で述べたように、これは皮膚が治ろうとしている状態で、至って正常な反応なので過度に不安に感じる必要はありません。
拘縮が起こっている間はより美しくなるための準備期間だと捉え、マッサージを習慣にして乗り切りましょう。
ずっとボコボコが治らない…どうすればいい?
まれにインディバやエンダモロジー、自宅でできるセルフマッサージをしっかり行ったけど、1年が経ってもボコボコが改善されないという人がいます。
その場合、そのボコボコは拘縮ではない可能性が高く、技術の伴わないドクターによるミスだと考えられます。
「え?じゃあ、ずっとこの状態が続くの?」
と、落胆してしまうかもしれませんが、安心してください。
ここでは、ボコボコをまっさらな綺麗な肌に戻すための方法を紹介していきます。
拘縮以外の可能性
上記でも触れましたが、技術の伴わないドクターが施術をした場合、全体のボディバランスを考えずに脂肪を取り過ぎてしまうことにより、皮膚がボコボコになってしまいます。
脂肪を取りすぎた部分と取り切れていない部分の差が激しく凹凸になってしまうのです。
この場合、拘縮ではなく、施術を行ったドクターの技術不足になります。
施術を受けたクリニックに修正をお願いする
皮膚のボコボコを治すためには修正するしかありません。
施術を受けたクリニックで修正をするのが一番ですが、実際のところ修正を頼んでも、なんだかんだ理由をつけて修正をしてくれないクリニックは実際に存在します。
「脂肪吸引 修正」と検索すると他院での修正を行っているクリニックがたくさん出てくるのはそのためです。
他院で修正をお願いする
施術を行ったクリニックが修正に対応してくれる良心的なクリニックなら問題はありませんが、違った場合は修正を得意としているクリニックで再び施術を行うしかありません。
他院で修正をお願いする場合、症例がたくさん載っているクリニックを選ぶことをオススメします。
症例写真をたくさん載せているということは、それだけ腕に自信のある証拠ですし、症例写真のビフォーアフターを見れば、脂肪吸引の技術に長けているドクターなのかの判断材料になります。
逆に他院での修正を謳いながら、症例写真が少ない、あるいは症例写真のないクリニックは避けるのが無難でしょう。
さらに言うと、他院での修正をした症例写真を載せているクリニックを選ぶのがベストです。
取りすぎた脂肪を注入する
ボコボコの原因が無理やり吸引してしまった脂肪の場合、凹んだ部分に脂肪を注入するという方法があります。
自分の脂肪を採取して行う脂肪注入法もありますが、より安全性を求める方は不純物をすべて取り除いた綺麗な脂肪のみを注入するコンデンスリッチファットという注入法をオススメします。
まとめ
脂肪吸引後のボコボコの正体について、原因と解決策を中心に紹介しました。
脂肪吸引後のボコボコに拘縮という名称がついていることなんて、調べない限り分からないものですよね。
医療ミスでない限り、時間はかかりますが、拘縮は必ず治っていきます。
そのためには、アフターケアを怠らず、綺麗になるための努力を継続することが大切です。
脂肪吸引後の辛い拘縮期間を乗り越えたら、理想のスタイルになった自分が待っています。
好きな服を着て、鏡を見るたびにわくわくして…
そう考えると、未来へのモチベーションが上がり、明るい気持ちになれて心も軽くなります♩
ボコボコの正体を理解して、理想のスタイルをゲットしましょう!